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フリーWi-Fiに頼らない!自宅外で快適に使える「持ち歩きWi-Fi環境」を安価に構築してみた

フリーWi-Fiの不安定さやセキュリティが気になり、自分専用の持ち歩きWi-Fi環境を構築しました。SIMフリータブレット、5Gモバイルルーター、Fire TVテザリングなど5パターンを実際に購入・検証し、コストと使用感を徹底比較しています。

最近はコンビニ、カフェ、駅など、街のあちこちにフリーWi-Fiが用意されています。とても便利ではあるものの、

  • 通信が不安定で動画が止まる
  • セキュリティ面が不安
  • そもそも設置されていない場所も多い

といった悩みは尽きません。

そこで「自分専用の、安価で持ち歩けるWi-Fi環境」を作れないかと考え、実際にいくつかの構成を購入・実践して比較してみました。同じように自宅外のネット環境を探している方の参考になればと思い、5つの検証結果をまとめます。

※購入品の金額は実際の金額ですが、選択肢は色々あるので参考として下さい。

検証①:安価SIMフリータブレット + フリーSIM

構成

  • 安価SIMフリータブレット:7,602円
  • 5G対応フリーSIM(100GB/365日):9,980円

結果

タブレット自体は5G対応でしたが、使用したSIMは実際には4G接続でした。自宅の5GHz Wi-Fiでは動画視聴も快適でしたが、外出先でSIMの4G回線を使うと動画の読み込みが遅く、再生が止まることもあり、ストレスを感じる場面が多くありました。持ち歩きはタブレット1台のみなので、荷物としては屋外・室内ともに負担なく使えます。

コスト

  • イニシャルコスト:17,582円
  • ランニングコスト:7,480円/100GB/365日(100GB消化時)

検証②:タブレット + 5Gモバイルルーター(SIM接続)

構成

  • 5Gフリーモバイルルーター:34,808円
  • 5G対応フリーSIM(100GB/365日):9,980円
  • 安価タブレット:7,602円

結果

5G環境が確保できたことで、屋外・室内問わず動画視聴は良好でした。ただし、このモバイルルーターは車載モード利用時にリチウムイオン電池を取り外す仕様。車以外の場所で使う際は電池の出し入れが面倒な上、屋外でバッテリー駆動させると電池の持ちがあまり良くないという課題がありました。

コスト

  • イニシャルコスト:52,390円
  • ランニングコスト:7,480円/100GB/365日(100GB消化時)

検証③:スマホ・タブレット → HDMI車載ナビ接続

構成

車を買い替えたところ、HDMI接続対応のカーナビが搭載されていたため、スマホまたはタブレットをTYPE-C経由でナビに接続し、モバイルルーターのWi-Fiで映像を映すことを試みました。

結果

手持ちのスマホ・タブレットいずれもHDMI出力に対応しておらず、ナビへの映像出力自体ができませんでした。この構成は端末側の仕様により断念という結果に終わりました。


検証④:スマホ(フリーSIM) + Fire TV テザリング接続

構成

  • デュアルSIMフリースマホ:21,900円
  • Fire TV:9,980円
  • 音声かけ放題SIM(購入費7,000円、継続3,900円/月)

モバイルルーターの代わりにデュアルSIMスマホを使い、テザリングでFire TVをWi-Fi接続。データ用・音声用の2枚のSIMを挿し、キャリア契約なしのセカンドスマホとしても運用しました。

結果

快適に動画視聴できる時間帯もあれば、接続が不安定になることもありました。テザリングの相性か、2枚のSIM同時利用の影響か、あるいは格安スマホ本体の性能によるものか、原因の切り分けは難しいところです。

コスト

  • イニシャルコスト:48,860円
  • ランニングコスト:3,900円/月(+メインスマホの通話・パケット代削減効果に期待)

検証⑤:音声かけ放題SIM(5GB) + スマホ + USB電源ルーター(データSIM専用) ★ベスト

構成

  • USB電源タイプ無線LANルーター(4G対応):5,980円
  • デュアルSIMフリースマホ:21,900円
  • データSIM(9,980円/365日):車載ルーター専用として使用
  • 音声かけ放題SIM + 5GB/月データ(購入費7,000円、継続3,900円/月):スマホでテザリング用

ポイントは「データ通信を役割ごとに完全に分離した」こと。車内用はUSB電源ルーター+専用データSIM、車外(屋外)用はスマホの音声SIMに紐づく5GBデータでテザリング、という2系統構成にしました。

結果

車内での動画視聴は4G接続ながら良好。屋外でのテザリングも、SIM同士の競合がなくなったことで安定するようになりました。検証④で感じていた不安定さは、やはり1台の端末に複数SIMを同居させていたことが原因だった可能性が高そうです。

コスト

  • イニシャルコスト:44,860円
  • ランニングコスト:7,480円/100GB/365日 + 3,900円/月

まとめ:5パターン比較と結論

構成イニシャルコストランニングコスト使用感
①タブレット単体+SIM17,582円7,480円/年屋外は4Gでストレスあり
②タブレット+5Gルーター52,390円7,480円/年5Gで快適も電池の扱いが難
③HDMIナビ接続端末非対応で断念
④スマホ+FireTVテザリング48,860円3,900円/月不安定になることがある
⑤スマホ+USB電源ルーター(SIM分離)44,860円7,480円/年+3,900円/月車内・屋外とも安定

5つの構成を比較検証した結果、⑤の「用途ごとにSIMと端末を分離する」構成が一番良好という結論に至りました。

初期費用は44,860円かかりますが、データSIMの年間コスト7,480円を12ヶ月で割ると月額約623円。合計すると月あたりおおよそ4,523円ほどで、

  • 通話可能なスマホを2台持ちできる
  • 屋外でのテザリングが快適
  • 車内では専用Wi-Fiとして安定利用できる

という環境が手に入る計算になります。フリーWi-Fiの不安定さやセキュリティ面が気になる方は、こうした「自分専用の持ち歩きWi-Fi」を検討してみる価値は十分にありそうです。